「フリーランスとフリーターってどこが違うの?」
「フリーランスとフリーターのお仕事の共通点ってなに?」
「フリーランスとフリーターなら、どっちがおすすめか知りたい!」
「フリーランスはアルバイトをしてもいいの?」
「フリーランスがするおすすめアルバイトってある?」
「フリーターからフリーランスになりたいけど、どうすればいい?」
フリーランスとフリーターって、似たようなお仕事のように見えて、実はまったく違います。
この記事では、
- フリーランスとフリーターの相違点は?
- フリーランスとフリーターの共通点は?
- フリーランスとフリーターのデメリット
- フリーランスとフリーターならどちらがおすすめ?
- フリーランスはアルバイトができる?
- フリーランスがアルバイトをするメリット
- フリーランスにおすすめのアルバイト
- フリーターからフリーランスへの転向
の内容がわかる記事になっています。
「フリーターからフリーランスになりたい!」
フリーランスになれば収入も増えるし、自由な働き方ができるし、と思っている人がたくさんいると思います。
この記事では、フリーターよりフリーランスの方がおすすめだということ、フリーランスがアルバイトをするメリット、フリーランスからの転向などが書いてあります。
フリーランスやフリーターがどんなものなのかを知って、どちらの働き方が自分にあっているのかの、判断材料にしましょう。
フリーターからフリーランスに転向する方法も書いてあるので、フリーランスになりたい人が参考になる情報も入っています。
それでは、フリーランスとフリーターについて、説明していきたいと思います。
フリーランスとフリーターの相違点は?
フリーランスとフリーターの違いは、主に6つあります。
1. フリーランスとフリーターの収入
2. フリーランスは自由な働き方ができる
3. フリーランスはスキルや実務経験が必要
4. フリーターは確定申告が必要ない
5. フリーランスとフリーターの契約内容
6. フリーランスとフリーターが働く場所
では、それぞれについて解説していきます。
フリーランスとフリーターの収入
フリーランスとフリーターは収入の種類が違います。
フリーランスの収入は「報酬」といい、報酬とは時間の拘束がないお仕事の収入をいいます。
フリーターの収入は「給与」といい、給与とはお仕事の時間帯が決まっている収入をいいます。
フリーランスとフリーターは平均収入も違います。
【平均収入】
フリーランス➡350万円くらい
フリーター➡180万円~210万円くらい
フリーランスは職種により年収が違い、スキルがアップすれば年収も上がります。
フリーターは年齢が上がると年収は上がりますが、約10万くらいしか年収が上がらないのが特徴です。
このことから、フリーランスの方が高収入を得られる可能性が高いです。
フリーランスは自由な働き方ができる
フリーランスはお仕事の勤務時間帯や仕事場が決まっていないので、自由度の高い働き方ができます。
フリーターはお仕事の勤務時間帯が決まっているので、勤務先のお仕事スケジュールに合わせて働きます。
このことから、フリーランスの方が自由に時間を使ってお仕事ができます。
フリーランスはスキルや実務経験が必要
フリーランスで即戦力として働くためには、誰にも負けないようなお仕事の専門知識とスキル、実務経験が必要です。
フリーターは専門知識がなくても働けます。未経験でもできるお仕事もたくさんあるので、経験がなくてもお仕事ができます。
このことから、フリーランスよりもフリーターの方が働きやすいといえます。
<H3>フリーターは確定申告が必要ない
フリーランスは確定申告の手続きが必要ですが、フリーターは勤務先の会社が年末調整をしてくれるので、確定申告の必要はありません。
しかし、フリーターで勤務先が複数ある場合は確定申告が必要になります。
フリーランスとフリーターの契約内容
フリーランスとフリーターはお仕事の契約が違います。
フリーランスは会社の雇用がなく、お仕事の案件ごとに業務委託契約を結びます。
フリーターは働く会社やお店と雇用契約を結んで働きます。
フリーターは正社員や契約社員と同じ契約ですが、非正規雇用です。
フリーランスとフリーターが働く場所
フリーランスとフリーターは働く場所の違いがあります。
フリーランスはWebデザイナーやWebライターなどのお仕事なら、パソコンでできるので、働く場所を自由に選べます。
フリーターは勤務地があるので、働く場所が決まっています。
それらを考えると、フリーランスの方が自由な働き方ができるといえます。
フリーランスとフリーターの共通点は?
フリーランスとフリーターでは働き方で同じ共通点が4つあります。
1.収入が不安定
2.社会的信用が低い
3.働く時間を選べる
4.副業にできる
では、それぞれについて解説していきます。
収入が不安定
フリーランスとフリーターは収入が不安定なところが共通点です。
フリーランスは固定給ではないので、月によって収入の金額が違います。
フリーターもお仕事の勤務時間が少ない月は収入が少なくなります。
収入を増やしたい場合は、フリーランスは高単価の案件のお仕事ができるようにスキルアップしたり、フリーターは正社員になれるようにがんばる必要があります。
社会的信用が低い
フリーランスとフリーターは正社員のように安定収入がないため、社会的な信用が低いのが特徴です。
クレジットカードの作成やローンの審査、賃貸物件の契約などがしにくい場合があります。
働く時間を選べる
フリーランスとフリーターはお仕事の時間を選びやすいです。
フリーランスはお仕事の作業時間が決まっていない案件なら、働く時間が自由です。
フリーターは会社員の勤務時間帯とは違い、働きたい勤務時間帯を希望できます。
フリーランスもフリーターも、自分のライフスタイルに合ったお仕事ができるのが特徴です。
お仕事のお休みも、自由に決められます。
副業にできる
フリーランスとフリーターは本業の副業にしやすいです。
自分のやりたいお仕事を、副業として行うこともできます。
フリーランスとフリーターのデメリット
フリーランスとフリーターには、それぞれデメリットがいくつかあります。
まずは、フリーランスから解説していきます。
フリーランスのデメリット3つ
フリーランスの主なデメリットは、下記3つとなります。
1.ボーナスがない
2.福利厚生がない
3.スケジュール管理が必要
では、それぞれ解説していきます。
ボーナスがない
フリーランスは雇用契約を結んでいないので、ボーナスが出ません。
逆に言えば、所属している会社の業績によって、収入が変動することはないということです。
つまり、報酬は自分次第となります。
福利厚生がない
フリーランスは企業と雇用契約を結んでいないので、有給休暇や厚生年金、育児休暇などの福利厚生がありません。
出産などの人生の大きなイベントの際には、仕事を減らす必要がでてきます。
高い自己管理の意識が必要
フリーランスはお仕事の勤務時間帯が決まっていないので、毎日の生活の自己管理が必要です。
お仕事が忙しくて睡眠不足になったり、リモートワークで外出が減って運動不足になったりするなど、健康にも気をつける必要があります。
フリーターのデメリット3つ
では、続いてフリーターのデメリットを解説していきます。
下記が主なフリーターのデメリットとなります。
1.年収が少なめ
2.立場が安定していない
3.専門スキルを取得しにくい
年収が少なめ
フリーターはボーナスなしなど、なかなか年収が上がりにくいです。
フリーターは時間給なので、体調が悪くてお仕事を休むと収入が減ります。
立場が安定していない
フリーターはアルバイトやパートの雇用契約が多いため、会社がリストラする時に解雇対象になりやすいです。
専門スキルを取得しにくい
フリーターはアルバイトなので、専門知識の必要のないお仕事が多くあります。
フリーターとしての勤続年数が長くても、専門知識は身につきにくかったりする事情もあります。
フリーランスとフリーターならどちらがおすすめ?
フリーランスとフリーターのどちらがおすすめかというと、自由に働けて高収入のフリーランスがおすすめです。
スキルアップやお仕事の実績を積み重ねると、短時間のお仕事でもたくさんの収入をもらえます。
フリーランスはアルバイトができる?
フリーランスはアルバイトができるので、フリーターも掛け持ちでお仕事できます。
フリーターをしながら副業としてフリーランスでスキルや実績を積んで、フリーランスで独立することも可能です。
フリーランスがアルバイトするメリット
フリーランスがアルバイトをするとこんなメリットがあります。
社会保険に入れる
フリーランスがアルバイトをすると、条件を満たせば、健康保険や厚生年金などの社会保険に加入できます。
アルバイトが社会保険に加入できる条件は、
・月の賃金が88,000円以上の場合
・雇用期間が2か月以上だと見込まれた場合
・週の所定労働時間が20時間以上の場合
・アルバイト先の従業員が101人以上の場合
・学生でない場合
です。
安定した収入を得られる
アルバイトをすると、安定して収入が入ってきます。
フリーランスは業務委託契約をした会社から、依頼された成果物を提出することで収入を得ます。
収入がもらえるまでの間、無収入になる人もいますので、アルバイトをするメリットがあります。
生活が規則正しくなる
フリーランスは勤務時間が決まっていなく、自由に働けますが、不規則な生活になりがちです。
フリーランスがアルバイトをすると勤務時間ができるので、規則的な生活になります。
未経験でも仕事しやすい
フリーランスはスキルや実務経験が必要ですが、アルバイトは未経験でもできます。
フリーランスで受けたいお仕事が未経験だった場合、アルバイトで実務経験を積むという方法もあります。
普段と異なる環境で働ける
フリーランスは働きたい場所で働けるので、自宅にこもってお仕事をしている人がたくさんいます。
アルバイトで外で働くことによって、リフレッシュしてお仕事ができることにつながります。
フリーターからフリーランスへの転向
フリーターからフリーランスに転向する方法を解説していきます。
【フリーランスへの転向の流れ】
1.フリーランスになりやすい職業を知る
2.実務経験を積む
フリーランスになりやすい職業を知る
下記が、フリーターからフリーランスに転向しやすい職業です。
・Webデザイナー
・イラストレーター
・グラフィックデザイナー
・ゲームエンジニア
・アプリケーションエンジニア
・コーダー
・Webライター
・動画編集者
などがあります。
実務経験を積む
フリーランスに転向する職業を選んで、実務経験を積みながらスキルを学びます。
スキルと実務経験が身についたら、フリーランスとして働きます。
まとめ
一般的には、フリーターよりフリーランスの方が、勤務時間がなく自由に働ける、働く場所も選べ、収入も高いです。
フリーランスよりフリーターの方がいいかもしれない、どちらにしようか迷う人もいると思います。
その場合はフリーランスと、アルバイトどちらも試してみるのもいいかもしれまれせん。
どちらが自分に適しているかを見定めた上で、自分に合った働き方を選択しましょう。